【小学6年生 サッカー】
まず、オスグッドとは…
ボールを蹴る動作や跳躍による負担、
成長期の骨と筋肉のアンバランスによって
起こるとされていて
成長期(10~15歳)の子どもに多く発生する
膝のお皿の下あたりが痛む症状です。
ひどくなると
膝下の骨が飛び出したり腫れたりします。
成長過程での現象なので
放っておけば治まりますが
スポーツや日常生活にも
影響をきたす場合があるので
ケアをしてあげる方が良いでしょうね。
特にスポーツ選手となると、
練習や試合があって
極力競技を続けたいこともあると思います。
積極的な休養も必要ですが
「メンバーとして当落線上にある」とか
「この試合に賭けている」
という場合には、
なんとかプレーをさせてあげたい
というのが
長年スポーツをやってきた
僕の思いではあります。
今回来られたサッカー少年も
走り続けると痛みが出るので
思うようにプレーできない状態でした。
オスグッドの場合、
太ももの前側の筋肉の影響が強いと
されていますが、
なぜそこに負担がかかるのか?
負担を軽減するにはどこを施術したら良いのか?
を考えていくと
やはり体全体を見ていく必要があります。
このサッカー少年は
膝を痛める前に足首を痛めており
接骨院でも治療をしていたので
そこをかばったりすることも
原因の一つと考えました。
身体全体のアプローチと
キネシオテーピングで処置をして
翌日の試合に臨んでもらいました。
後日、聞くと
2試合は嘘のように走り回って
得点も量産したそうですが
3試合目は痛みが出て
休養させてもらったみたいです。
なんとかお役に立てたかな…
その後もその少年が
「ここに通いたい」
ということで
経過を見させてもらっています。
これからも
少年少女育成の一助になれるように
頑張らないと!
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