以前から来ていただいているクライアントは
肩のケガをして7月の手術を待っていた。
LINEで経過などをやり取りしていたのだが
「足がだるいのですが整体を受けても
大丈夫ですか?」と質問があった。
もちろん大丈夫である。
整体師は当然、医療行為は禁止されて
いるし出来ることの範疇というものがある。
この辺の鑑別をしっかりと出来るように
なるために、整骨院で修業したと言っても 過言ではない。 実際相談があっても、疑わしき場合には 施術せず病院などに行ってもらうケースもある。 さて、今回のポイントは「足のだるさ」と 「肩のケガ」。肩をケガしている場合は うつ伏せをさせるべきではないと思い すべて仰向けで出来る施術を考えた。 そこで久しぶりに、「リフレクソロジー」の 観点から施術を行った。 リフレクソロジーとは、いわゆる「足つぼ」 とは違う考えなのだが、まぁ一般的には 足つぼと言った方がイメージしやすいかもしれない。 簡単に言えば、足の裏のある範囲に内臓などの 器官が反射投影されているという考えのこと。 足の裏を刺激することで、反射する器官の改善が 期待できるというもの。 足への心地よい刺激により、リラックス効果や 血行促進にもつながる。 このクライアントも手術待機中ということもあり 運動量が圧倒的に減っていることと、 さらに不安などのストレスで血行が悪くなって いることに間違いはないと思い、足への施術を 中心に行っていった。 痛めている肩は全く触っていないのだが 「不思議と肩の痛みも楽になっている。」 と言って、喜んでもらった。
出来ないことは出来ないとはっきり言える
ことも重要だし、出来る範囲ではちゃんと
寄り添ってあげられる整体師になりたい。
そのためには、しっかりとした根拠を
説明出来ないといけないと思っている。
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